訪問支援や病院の先生から聞いた「過剰適応」という言葉。
初めて聞いたときは、マロが過剰に適応しているという状況にイメージがわきませんでしたが、調べてみると、だんだんと納得。
過剰適応とは… 自分の能力以上に適応してしまうこと。まわりの環境や反応に合わせようとするあまり、自分の要求や気持ちを押さえつけてしまうこと
過剰適応という言葉を調べると、大人でも出てくるし、過剰適応という言葉繋がる言葉として、発達障害、不登校、二次障害、精神疾患…など出てきます。
たとえ本人の中に大きな問題が起きていても、その環境に適応できていると思われていると問題に気がつきにくい。
はたから見るとうまくやっているように見えても、本人は自分を押し殺して周囲に合わせようとする過剰な努力によるもので、困難が見えにくい。
本人も自分の状況に気が付かず、周囲の期待を感じ、その期待に応えたいと思うがために頑張り続けてしまう。
…まさしく!!!
さらにマロは、身体にも精神的にも幼く課題があるため、よりいっそう強く感じてしまっていることだろう。そして、自分が持ち合わせている言葉も未熟なために、叩くなどの行動に強く出てしまうのだろう。
「過剰適応 小学生」などで調べてみると、当てはまることばかり書かれていました。そして、そこには不登校に合わせた記事がよく見受けられました。
不登校…
たしかに、毎朝なんとか頑張って自分のスイッチを入れているマロの姿を見ていると、このスイッチを入れる気力が切れてしまったとき、小学校に通えなくなるだろうなと感じる。
マロの今の状況、理由、すべて納得して理解できる。
さて、どうしたら少しずつでも改善できるだろうか…正常に適応することができるだろうか。
私自身も、分かっていても怒ってしまったり泣いてしまったり、マロの毎日の心の振れ幅に合わせて私も振れ幅が大きくなってしまう日々…
考えて対策を練りながらも、考えすぎずゆったり構えるのも必要だろうな…