マロの癇癪らしいことが始まった時、初めに危機感を持って対応してくれたのがリタリコの訪問支援の先生でした。
訪問支援の報告の際に、何気なく言ったマロの変化に対して、それは第一優先で小学校に働きかけないといけないと動いてくれました。
私は、まだその頃はマロが発散する場も必要だし、自分が工夫すればいいと思っていたので、緊急度がそれほど高くなかったのですが、今となっては一番重要で、訪問支援の先生の見解に間違いなかったなと感じています。
小学校へ入学してから、私が何より頼りにしているのが訪問支援の先生!就学すると相談する場所が減ってしまう中で、本当に大切な存在です。
小学校での頑張りすぎ…として考えられるのが、
1、体の発達段階として書くことがしんどいが、不器用でも書けてしまうことから毎日ひらがなや漢字の書く練習をどんどんしている。
2、時間割という見通しはあるが、毎時間の細かな見通しが無い中で、先生から求められる分だけどんどん作業をしている。
3、つねにハイテンション。まわりからは常に元気だと思われるが、実は常に緊張状態。
4、楽しくなると制御がきかなくなり、暴走してしまうため無駄に体力を使う。
5、休憩時間も友達に興味を持ってハイテンションでいるので、自分で休憩できない。
訪問支援の先生に小学校での様子を伺い、私は家での様子を伝える中で色々と状況を分析していきました。
そして、まずは家で起こってしまっている状況を小学校に伝えること、そして今の状況がどれだけマロにとってはハードルの高いことを頑張ってしているのか…ということを理解してもらうことから始まりました。
訪問支援の先生から、そして訓練先の医師に相談したときも、今のマロの状況は「過剰適応」であると言われました。
初めて聞いた言葉。そして、今までまわりに適応できずにいたマロが、過剰に適応しすぎてしまう状況になるとは!?…驚きでした(笑)