ざんねんしてもいい?

マロは失敗が苦手です

失敗が苦手な子供は普通にいますが、発達に影響するほど極端に苦手です。それが特性というものなのかな…と思っています。

病院でこの特性を指摘された訳ではないけれど、自分が120%できそうと思わないと取り組まない、ちょっとでもできないとワ~と叫びだして拒否する様子があり、きっと知的障害もこの特性の影響が大きいのではないかなと思っていました。

最近…やっぱりこの特性は強いなと確信する出来事が…チャレンジです。

小学生1年生の準備号としてチャレンジパッドが届きました。そこで、毎日国語と算数を1回ずつしようと決めました。

こういうアプリは拒否してきたマロですが、自分の好きなチャレンジから届いたタブレットということで前向きに取り組み始めました。

国語も算数もテーマに沿った数問の問題を解きます。全問正解なら100点満点とでて、間違うと75点など出たあとに「解きなおし」をするようになっていて、最後には100点で終われるように工夫されています。

チャレンジタッチを始めて3日目ぐらいの時、初めて問題の答えを間違え、「× ざんねん」と出てきました。

その日の夜…

「ママ、ざんねんしてもいい?大丈夫?」

急にしくしくと泣き出したのです!!

私はもうビックリ!

「全然いいよ!残念したっていいんだよ!残念するのはいいことだよ!正しいことを学ぶことができるんだから!だからいっぱい残念したらいいよ!全然大丈夫!」

次の日…

チャレンジタッチをする前から「ざんねんしてもいい?ざんねんしてもいいんだよ。ぜんっぜんだいじょうぶ!!」とマロが言い続けます。

私は残念を何回でも出して慣れたほうがいいかなと思いながら一緒にチャレンジタッチをしましたが…今度は「× ざんねん」が出た瞬間にシクシク泣き出した!?しかも…結構問題が難しくて私もビックリ!!一年生になる前からこれができるのか!?普通の子はすごいな…

もう…この辛そうな顔!!可哀そうになってきた…

その次の日からは、問題の答えを押す前から「ママ、これはせいかい?ざんねんじゃない?」と何度も聞き、問題の意味がわからないとプチパニックに。そして私がそばから離れることも泣きそうになってしまうまでに。。

こりゃいかん…今度は私は一緒に説明しながら、「ざんねん」が出ないように誘導して全問正解できるように。でも、今日は押し間違えて「ざんねん」が出てしまってシクシク…

なんだか…チャレンジタッチを続けていいものか…「ざんねん」を出しても笑えるぐらいに慣れたほうがいいのか…もともと低い自信を下げないためにも「せいかい」を出し続けるようにしたほうがいいのか…

だれか答えを教えてください…

でも…「せいかい◎」が出たときは、小さく微笑みながら自分の指で〇を作るマロ、その姿がすごく可愛いんだ。嬉しいんだよね。その嬉しい気持ちもたくさん育てたい…

今のマロと私の合言葉は

「ぜんっぜん、だいじょーぶ!」

リズムを取りながらこの合言葉を一緒に歌いながら、チャレンジタッチに向かっています(笑)

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