お友達に興味が出てきて、マロの遊びにも変化が。
少し前までは、自分の遊びたい遊具で遊んで、そこにお友達が来てくれると喜んでいたマロ。①マロがやりたいこと ②お友達と一緒 という優先順位だった。
しかし、最近は先にお友達がどこにいるかを探して、友達がいる場所へと向かっていくように。①お友達と一緒 ②同じことで遊ぶ という優先順位に。
それだけ友達と遊びたいと思えるようになったことはとても喜ばしいのだが、そこで立ちはだかるのがコミュニケーション。
マロは、何かしゃべろうと必死になるのか、お友達の近くにいくと急に一人でペラペラと話し出す。不明瞭だし早口でしゃべるから友達もポカンとしながら、最終的に困ってほっとかれる。マロは話し続けたあとに、少し離れて友達が遊んでいる様子を見たり、別の場所にいったり。輪に入ろうとトライするときもあるが、それが友達の意にそぐわないことだったりも多くて、見ていて切なくなる。
療育先でその話を伝えると、子供同士のコミュニケーションはなかなか難しいという中で、SSTの紙芝居を読んでもらったりすることに。しかし、マロの段階に合わせたSSTの話というと「貸して、いいよ」とか「一緒に入れて」とか、とてもシンプルなやり取り。そう簡単なやり取りで終わらないよなぁ。
家ではあまりコミュニケーションに困らず会話ができているので、同じように相手の話を聞いたり、自分の気持ちを伝えたり、それからもう少し言葉が明瞭になったらな。
けれど、きっとマロも一生懸命コミュニケーションをとろうと思って、早口での一方的な会話になってしまうのだろう。その気持ちは大切にしながら、さて、どう練習していこうかな。