うまく母乳が飲めない

生まれた頃のマロ。帝王切開で生まれたものの、自力呼吸がうまくできずに救急車で運ばれ、NICUで入院しました。すでにここから、想像していたのとは違う育児生活の始まりです。

1週間で無事退院できて初めての育児生活が始まりました。その頃はただただ必死で何が正しいとかおかしいとか分からず。でも今振り返ると理由がわかることもたくさんあります。

まず、オムツで泣くことがありませんでした。眠れずに泣きますが、抱っこして落ち着く様子はなく、ひたすらリズムを取りながら抱っこして動き回っていました。

今考えると、触覚過敏があるので、抱っこしても安心できなかったんだろうな。

母乳を飲むのがものすごく下手でした。うまくくわえられず、そして飲めてもすぐにむせたり。私は自分が下手なせいだと思って必死で、毎日の母乳の時間が苦痛で仕方ありませんでした。最初の検診では体重が増えず「もっと飲ませないとだめよ」と言われ、毎日泣きながら必死でした。

今考えると、低緊張で体が弱かったので吸う力が弱かったんだろうな。

でも、その当時は分かりません。まわりがこの小さな赤ちゃんを可愛いという中で、私ひとり可愛いと言えずに泣いていました。ただ義務感で必死に育てていました。

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