SOSを出す 小学校へ

 

10月中旬のこと…

 

小学校、療育の関係機関にSOS…

 

マロの癇癪について、理由は分かっているし、しかし本人は意欲的に頑張っている様子であるし、家で工夫したらいいと思っていました。

 

しかし、毎日続く癇癪、私やパパも体も心も疲労し、何よりマロもくつろげるはずの家で大泣きして荒れてしまう。これではいけない…

 

関係する各機関にSOSを出しました。

 

まずは小学校…

 

意欲的な姿を見せている小学校では、先生もここまで癇癪を起していることは気が付いていませんし、私も「ちょっと疲れてたのか泣いたり荒れまして~」と笑いながら伝えるぐらいで、真剣に相談したことはありませんでした。

 

どう伝えるか…うまく伝える自信がなかったのでお手紙を書きました。

 

伝えたことは、まずは日ごろの感謝。小学校の先生のおかげで、できることが増えて、自分でも「上手にできた!」と肯定的な発言が出てくるようになりました。これは大きな驚くべき成長でした。先生自身も、「マロ君はできることがたくさんあるから、それを伸ばして自信をつけてあげよう!」という気持ちで指導してくださっていました。

 

しかし、小学校での頑張りの裏側で、家では張り詰めた心の糸が切れるかのように癇癪をおこしてしまうこと、マロの見えない部分で抱えている不安や緊張、しんどさというものがあること…それが今家で癇癪として起こってしまい、親としてもしんどさを抱えていることを伝えました。

 

安心感をしっかりと構築することが自立へと繋がる、今はまだ安心感の構築をしてほしい。

 

そのため、下記対応を相談をしました。

 

① すべてボランティアさんが行っている付き添いを、少しでいいので先生に頼めないか。

 

② 難しければ、毎日休み時間のどこかでも、先生とゆっくり向き合う時間を作ってもらえないか。

 

③ もしくは、マロが期待にこたえようとしている先生から、意識的な声掛けを増やしてもらうだけでも安心感が増すと思う。

 

そのようなことを伝えました。

 

その次の日…急に支援級の先生の付き添いが増え、マロがビックリ(笑)

 

「なんで給食が○○先生なん!?」

 

何度も言うマロ。給食はボランティアさんのほうが優しいからね(笑)

 

そこから、週1,2回は先生が付き添ってくださるようになりました。

 

また、支援級の先生からマロの療育の先生へ下記のような言葉があったそうです。

 

「本児の頑張れているところは見れていたけれど、本児が安心できているかの視点ではあまり向き合えていなかったかもしれない。これからは本児の安心の方にも目を向けていきます。」

 

先生ご自身、愛情を持って理念を持ってマロに指導してくださっているだろう中、こちらの気持ちも汲んでもらい、こうした言葉をもらえたことはとても嬉しいことでした。

 

その後、いい変化もあったり、マロ自身制御が効かない部分の難しさを感じたり、やはり見えない部分を理解してもらう難しさを感じたり…

 

色々感じた数週間です。

 

 

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