マロは、小学校へ入学して驚くほど成長したと思います。
家では5分も椅子に座って何か遊ぶことがなかったマロが、小学校で毎時間座って授業を受けるようになりました。
3指持ちができず、スプーンもまだ握り持ち、お箸も補助箸を使用しているけれど、鉛筆を持って文字を書くようになりました。
療育園時代はすべての行事が苦手、大人数が苦手だったマロが、1学年180人もいる小学校へ通い、大人数が行き交う環境で勉強をしています。
以前は人に興味が一切なかったマロが、人に興味を持ち、さらに仲良くなりたいと思うようになり、小学校では先生や友達に自分から話しかけるようになりました。
以前のマロを見ていた私たちにとって、本当に驚くべき成長!それは嬉しいことです。
しかし、その反動が大きいですね…
まだ座って手作業をする体幹が育っていない、手の発達が進んでいないのに文字を書いたりして、体に大きな負担がかかっています。
ドキドキや不安がいっぱいな心は変わらないから、大きな刺激の中でつねに緊張状態。マロは笑っているので、ドキドキ不安でもまわりは気がつきません。
語彙がまだ少なく、状況を理解するのが難しいなかで、全神経を使って感じ取ろうと必死です。
みんなが素直に喜怒哀楽の感情を出す中で、その感情を敏感に感じ取ってしまいます。
自分のドキドキやモヤモヤなど、抱えている感情が自分で理解できないため、混乱してしまいます。
でも、小学校ではいっさい泣かず、不満を言わず、必死に頑張っています。
そして…
抱えきれないその刺激や感情を家で爆発させます…
うまく、バランスがとれるようになれるかなぁぁ