癇癪の裏に隠れているもの

 

いつも寝るときは、私とマロと二人でベッドに入ります。

 

今年はコロナ禍でパパも在宅で仕事することが増え、夜も家にいる日が多くなりました。

 

そんな中で、マロは「パパとママと3人で寝たい!」ということが増えました。

 

以前は、パパが無理と言ったらすんなりあきらめていたマロですが、最近は強く3人を望みます。

 

日曜日もお風呂の時間の後に

 

「パパとママと3人で寝たい!」

 

と言いました。パパは夜に別の事がしたかったために今日はちょっと難しいと伝えました。すると、また癇癪が起こりました。半泣きで怒ってパパを追いかけて、叩いたりつねったり。パパはその時はムスッとしていましたが、マロにおれて一緒にベッドに入ることにしました。

 

ベッドの中では、まず絵本を読んで、おしゃべりタイムをして、部屋を暗くして眠りにつくまでそばにいます。だいたい…1時間はかかります。。

 

その日、部屋を暗くした後にマロがお水を飲みたいと言い出しました。そこで、私は「パパがお水をとってきて、そのままパパは起きて下の部屋にいてもいい?」と聞くと、マロはいいよと言いました。

 

パパは、助かったとばかりにお水を取りに行って、「マロちゃん、おやすみ」と言って部屋を出ました。

 

すると…マロは暗闇の中で必死に目をこすりだしました。パパが部屋を出て行ったので寂しくなって泣いてしまったのです。

 

私は、「寂しいのに我慢して偉かったね!」と言うと…マロの心のモヤモヤを解消するための格闘技が暗闇の中で始まりました(苦笑)

 

私はマロに羽交い絞めにされながらも「寂しかったね。」と伝えていると…

 

「さみしい。かなしかった」

 

マロがそう伝えてくれました。

 

そうだよね!パパと3人で寝たくて怒って叩いたり暴れたのも、純粋に一緒にいてほしかっただけだもんね。パパがいないと寂しかったんだよね。言葉で伝えることができたって思いました。

 

癇癪とか問題行動って、その場はどうしてもその行動ばかり気にしてしまいます。現実、その行動に対処しないといけないわけだし…

 

けれど、その行動の裏側には必ず理由があって、それを理解してあげることが大切。

 

たとえば、今のマロの癇癪でいうと…おそらく…

 

小学校では環境に合わせているからしんどい!

家ぐらいワガママになりたい!

ママとパパには、自分の気持ちを分かってほしい!

 

さらに、こういう子供たちはとても心が繊細で、ちょっとしたことでも心の振れ幅が大きい。そんな振れ幅を自分の心で対処しきれない。

 

だから、癇癪などの行動を起こしてしまう。

そのため…

 

癇癪をおこした理由、背景を理解してあげる

理解したことを伝える

理由を言葉にして、癇癪ではない方法を教える

 

これを繰り返すことで、癇癪も減ってくるのかなぁと私は考えます。

 

きっと長い道のりだけど…少しずつ、少しずつ

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