小学校でのマロの様子 ②

 

見通し命のマロにとって時間割は大切です。今日は何時間目に何があるのか、しっかり覚えることで安心に繋がります。

 

しかも、マロは現在「国語」「算数」は支援級で、「音楽」「体育」「図工」「図書」「生活」は交流級で受ける流れになっているため、教室移動もたくさんあります。

(「道徳」は支援級で過ごしていて、しかも国語か算数をしているようなので「道徳」の授業自体がどうなっているのか分かりません…いつか聞いてみないと…)

 

しかし…その時間割…毎日変わります(泣)

 

1年生のクラスの時間割が家にあります。普通はそれを見てその日の予定や持ち物を確認して小学校に行くものですが、家にある時間割はあってないようなものです。

 

毎日時間割が変わってしまう理由はいくつかあります。

 

① 1年生の時間割自体が変更になる

入学してから、意外と普通に時間割変更ってあるんだなと思いました。

 

② 1時間目か2時間目に必ず支援級の「朝の会」の時間が入る

支援級全体の活動という位置づけでしょうか。毎日1時間目か2時間目は支援級の朝の会の時間として設定されていて、その日によって音楽だったり絵を描いたり植物を育てて観察したりとテーマがあります。1時間目か2時間目か…というのは、その日のみんなの時間割によって変化しています。

 

③ 交流級の付き添いがいるかどうかで変わる

支援級にいる子どもたちは、交流級に行く際に一人で行って参加できる子もいれば、付き添いが必要な子もいます。マロは、一人で授業を理解することも一人で作業することも難しいので、必ず付き添いが必要になります。

支援級の担任の先生は一人で3人の子どもを見ているため、全員の付き添いまですることはできません。そのために、支援級にはボランティアさんが付き添いをしたり勉強のサポートをしてくれます。ボランティアさんは毎日異なる方が数人来られています。誰がどの時間にどの子どもに付き添うのか、毎日変わります。

 

こうした理由から、毎日支援級の先生方は全員の時間割と先生やボランティアさんの体制を考えて、一人ひとりのその日の時間割を決めています。

 

そのため、国語と算数以外は交流級で過ごすマロですが、体制によって難しいときは交流級に行かずに、支援級で別の課題に取り組んだりしています。

 

また、支援級で過ごす国語と算数も、場合によっては課題プリントをボランティアさんと一緒にこなす日もあったりします。

 

毎日、支援級の先生が話し合った結果の時間割が支援級の真ん中の部屋に掲示されることになっていて、その時間割の下には付き添いの方の名前も書いてあります。

 

マロは、小学校に着くとまずその掲示を確認して、自分の時間割が何か、それぞれの時間に付き添ってくれる人は誰か、担任の先生はどこにいるのか…を確認しています。

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