新型コロナウイルスへの不安や自粛が続いていますが…
私個人的に解放された不安があります。
療育や障害という不安からの解放
マロは1歳からずっと療育を受けてきました。療育漬けの人生。
私は、常にマロにとって何が必要か考えながら、いつも不安の中で訓練や療育を探し、療育や訓練をすることで不安を打ち消してきました。
マロのための療育なのか、私の不安のための療育なのか…きっと後者のほうが強いかもしれません。
常に療育や訓練に繋がっていないと不安で、手に余るほどの療育をしてきました。その療育を減らすことが不安でしたが、幼稚園生活の中で少し減らすことができました。
そんな中、緊急事態宣言により、思わぬ形ですべての療育がストップ。何もない生活が始まりました。マロが生まれてから6年間で初めてです。最初は不安で心細かった何もない生活。不安で常に頑張ってきた療育のない生活。
…あれ……
まったく不安じゃない!
それどころか、安心、そして穏やか。
マロが生まれてから今までで…初めて肩の力が抜けた感じがしました。
マロとパパと私、公園やお散歩、買い物だけのシンプルな生活。
誰とも比較しない、差も感じない、何も気にしない、私たちだけの時間。
療育や障害というフィルターを通して見てしまっていたマロに対して、
そのフィルター無しで純粋に向き合えている。
今、そんな時間に幸せを感じています。
普通の生活をしている!
普通の子育てをしている!
普通って素晴らしい!(笑)
もちろん今は我慢も多いし、見えない恐怖もあるけれど…
もちろんマロは我慢も多くて不安定だったり、フォローは必要だけど…
ゆっくりと息子の目を見つめることができる今を
大切にしたいと思う。