マロは、失敗が苦手、チャレンジが苦手。
そのため、何をするにも時間をかけて見て、自分の中でできそうか考えて、やりたい気持ちになるまでじっと耐えて、待って待って待ってから行動を起こします。
マラソンの距離ぐらい助走をとってからジャンプする感じ。
1学期の後半、お友達はセミの抜け殻集めとザリガニ釣りがブームで、みんな毎日それをして遊んでいました。
その頃のマロは、その輪にいっさい入ることなく、「マロちゃんはしない!」と言って自分ができる、自分が好きなブランコや滑り台で遊んでいました。
夏休み明け、「セミの抜け殻集めする!ザリガニ釣りする!」急にマロが幼稚園で言い出しました。
今かいな!?!?!?
お友達の遊びブームはすでに他の遊びへと移り変わり、セミの抜け殻集めやザリガニ釣りをしているお友達はたまに数人見る程度。
それでも、そんなお友達を見つけると自分から寄っていくように!
自分から滑り台やブランコ以外のお友達のいる場所に行くことだけでも私自身は驚いて変化を喜びながらも、みんながブームの時に参加できれば…とついつい思ってしまう。
しかも、「セミの抜け殻集めする!ザリガニ釣りする!」と言いながらも、自分はやらずに見てるだけというのがマロらしい。
いやいや、そんなに意欲あるならチャレンジしてくれよ…