最近は、学校に行き渋ることなくスムーズに登校していたマロ。
しかし、事件は起きました…(大げさ…笑)
5時間目の体育でのことでした。
隣の席に座っている男の子が、マロに殴ろうとするフリをして怖がらせたそうで…
マロはびっくりして泣いてしまったようです。
その日の夜に、交流級の先生から電話がありました。
その子は席が隣になってから、マロを手伝おうとしたり積極的だった
ようですが、自分のやりたいこともあったり、
うまく手伝えないこともあったり、モヤモヤが溜まっていたそうです。
その日の1時間目2時間目と一緒に過ごし…
5時間目の体育で爆発してしまった模様です。
しかも、ちょうどマロに付き添いのボランティアさんがいない時間でした。
その日の夜にマロに聞くと…
「どうして、○○さんは自分に殴るフリをしたのか。」
「どうしたら、○○さんはそれをしないのか。」
「もう○○さんは、それをしないのか。」
何度も何度も聞いてきました。
その質問内容には、感心!
その日は金曜日だったのですが、土日はずーーーーっとそのことを聞いてきます。。
色々と考えて返事をするものの…難しいなぁぁ。
「マロちゃんのお手伝いしながら、自分のこともあったり、うまくできなくてモヤモヤしていたみたいだよ。」
「手伝ってって言うのを少し減らしてみる?」
「ママが教えた仲良しになる魔法の言葉『ありがとう!』とたくさん言ったらいいんじゃない?」
しかし、マロは5時間目に自分が何もしていないのに殴るフリをされたので
理由がしっくりこないようでした。
「魔法の言葉を使わなかったら、殴るフリされるの?」
いやいや、そういうわけじゃないんだけど。。
月曜日の朝、やはりマロは学校行きたくないと言いました。
また、殴るフリされるのが怖いからと言いました。
交流級の朝の会をお休みして、1時間目から行くのを提案しました。
それから、気になっていることを先生にも納得するまで聞いたらいいよと言って、
気になることを先生宛に手紙で書きました。
そしたら、ちゃんと1時間目から学校に行くことができました。
マロちゃん偉い!!!!!
その日、帰ってきてからマロちゃんに先生と話ができたか聞きました。
「もうしないとは言わなかったけど、もう大丈夫って言ってた!」
マロちゃん…しっかり聞いてるね。すごいね!その言葉にビックリ!
もうしないって言ってほしかったんだろうね(笑)
その後も「もうしない?今日はしない?」と不安そうにしながらも、学校に通っています。
昨日は交流級の先生から、
「今日はマロちゃんがその子にそっと握手をしにいって、手をつないでいい雰囲気でした。とても素敵だったよーと伝えました。」
マロは、まだ握手という意味は分かっていないと思うけど、
不安だけど気になって、不安だけど仲良くしたくて、
そっと手を握ったんだろうね。
素敵だね♡
学校では色々あるから、何でも経験だと思う。
大切なのは、何かが起こった後どうするか。どう伝えるか。
その子もマロも少しずつでいいから、
いい距離感で楽しく接する日がくるといいな。